登録証を受領
在宅で仕事をしていたとき簡易書留が届き、開封したところ中小企業診断士登録証が入っていました。
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白いプラスチックカードに私の氏名、生年月日と登録番号426691、そして「上記の者について、中小企業支援法第11条第1項の登録をしたことを証明します。令和6年5月1日経済産業大臣」と記載があり、そこに朱色で押された(印刷された)経済産業大臣印が光っていました。
昨年の4月に中小企業診断士の資格を取ろうと決意して受験勉強を開始して以来1年と少し、ついに念願の登録証を手に入れることができました。
うれしさのあまり、思わず家族や親しい友人にLINEで写真を送ってしまいました。
思えば、8月の1次試験では、企業経営理論で時計を30分も読み間違えていて残り5分を告げられてから大慌てで数問解答したり、得意科目のはずだった経営情報システムであわや足切りかというほどの低空飛行だったり、さんざんなできでしたがかろうじて合格。10月の二次筆記試験でも財務・会計が難しすぎて時間が足りず、解答欄を埋め切れなかったのですが、これも何とかパス。そして1月の二次口述試験でも答えている内に設問がわからなくなり試験官に聞き直すという始末でしたがこれまた通過、という綱渡りの連続でした。
2月から3月にかけての15日間実務補習(研修)では、3社もの診断先企業に対して極めて短い期間で経営提言をまとめてレポート、プレゼンテーションしなければならず、頭がショートしそうになるくらいとてもタフな日々を送りました。
ただ、そうした言わば追い込まれた状況にあっても不思議と「もうダメだ」とは一度も思いませんでした。必ず中小企業診断士になる、なれるんだという根拠のない自信がツキを呼び込んだのだと思います。
お陰で、実務補習では非常に優秀で楽しいメンバーと同じ班になるという幸運に恵まれ、かけがえのない同期生として、友人として今後お互いに助け合い、励まし合いながらもっともっと向上していけると思っています。
登録証が手元に届いた今、ついにここまで来たかという感慨もあります。ですが、ここからがスタートです。私の中小企業診断士としてのキャリアはまだ始まったばかりです。さらに研鑽を積み、知識と経験をアウトプットし、ニッポンの中小企業がもっと元気になるよう支援していきたいという思いを一層強くしています。
この新しい冒険の旅にワクワクが止まりません。